対象期間:2026年6月29日(月)〜7月3日(金)の週
むずかしい言葉を使わずに、今週の市場を3ステップで説明します。忙しい人は、ここだけ読めば大丈夫です。
先週、日本の株価は大きく下がってヒヤッとしました。今週はその分をだいぶ取り戻して、ほぼ元の高さ(日経平均で7万円前後)まで戻ってきました。日経平均は「日本の代表的な225社の株価をまとめた、日本株全体の体温計」のようなものです。
大きな理由は2つ。アメリカの金利をめぐる心配が少しやわらいだこと、そして人気の半導体(AIに使われる部品)の会社の株に買いが戻ったことです。
基本的には「何もしない」でOKです。今週はジェットコースターのような1週間でしたが、こういう時ほど、あわてて売ったり買ったりせず、いつも通りの積み立てを続けるのが長期投資のコツです。
※ もっとくわしい数字やニュースを知りたい方は、このあとに続きます。読まなくても大丈夫です。
📈 今週の日経平均のうごき(毎日の終値)
週の半ばに7万円を超えたあと、木曜に大きく下がり、金曜に持ち直しました。線の形で「今週のストーリー」がわかります。(グラフはインターネット接続時に表示されます)
出典:株探ニュース/Yahoo!ファイナンス(日経平均・TOPIX 時系列)、日本経済新聞 マーケット。数値は取得時点のもの。
▲ 今週の値上がり(週間・上位3銘柄) 上昇
| 順位 | 銘柄 | 週間上昇率 |
|---|---|---|
| 1位 | アスタリスク | ▲ +91.2% |
| 2位 | リベルタ | ▲ +73.9% |
| 3位 | 中村超硬 | ▲ +64.3% |
📊 業種ごとの上げ下げ(週間)
今週は全33業種のうち30業種が上昇、3業種が下落と、幅広く買われた週でした。確認できた主な業種をグラフにしています。
▼ 値下がり・弱かった動き 下落
出典:株探ニュース「週間ランキング【値上がり率】【業種別 騰落率】(7月3日、対象期間6/26終値〜7/3終値)」。
出典:ダイヤモンドZai(来週の日経平均予想レンジ)/NOMURA ウェルスタイル(野村證券 見通し)/各社マーケット解説。
今週の合言葉は「あわてず、長期目線で」。
今週は、前の週に大きく下げたあとの反発(切り返し)が見られました。1日で1,000円以上動くなど値動きは荒めでしたが、これは相場が方向を探している時によくあることです。日々の上げ下げに一喜一憂しすぎないことが大切です。
AIや半導体といった人気の分野に資金が集中したあと、少し他へ散らばる動きも出ました。特定のテーマや1つの銘柄に偏らず、複数の資産に分けて(分散して)長くコツコツ持ち続けることが、初心者にとっての王道です。
下がった週も上がった週も、一定額を淡々と積み立てるやり方(毎月同じ金額で買い続けるなど)は、値動きの荒さをならしてくれます。今週のような相場だからこそ、あらかじめ決めた自分のルールを守り、短期の値動きで方針を変えないことをおすすめします。
🔭 長期でみる(週ごとの記録)
下の3つのグラフは、毎週のレポートと一緒に1点ずつ増えていく「育つグラフ」です。記録を始めたばかりでまだ点は少ないですが、続けるほど「今週の上げ下げは、長い目で見ればこの程度」ということが実感できるようになります。
🗾 日経平均(日本の代表225社)
🇺🇸 S&P500(アメリカの代表500社)
🌍 オールカントリー(オルカン・全世界の株)
※ S&P500は週末の終値(アメリカの市場がお休みの週は、その週の最後の営業日)。オールカントリーは投資信託「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の基準価額(1万口あたりの値段)です。出典:投資の森・Yahoo!ファイナンス。
【筆者の個人的な考え】
私自身が長く付き合いやすいと感じているのは、このインデックス投資です。なかでも全世界株式(オルカン)や米国株式(S&P500)は、1本で世界中・米国全体に自動で分散できるため、「あわてず・長く・コツコツ」を続けたい初心者と相性がよいと考えています。個別の銘柄選びに悩まず、日々の値動きにも一喜一憂しにくいのが良いところです。
※ これはあくまで筆者個人の考え方の紹介で、特定の商品の購入を勧めるものではありません。手数料や仕組みをご確認のうえ、投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。